らがSEフリーランスSE × AIツール × Claude Code
Claude CodeCLAUDE.mdAI活用

CLAUDE.mdとは何か【フリーランスSEが3分で解説】

2026-04-23

毎回同じ説明をしていた

Claude Codeを使い始めた頃、毎回こんな説明をしていた。

「自分はフリーランスSEで、Next.jsでWebアプリを作っています。日本語で回答してください。コメントは最小限にして、TypeScriptで書いてください」

毎回、だ。

新しいチャットを開くたびに、同じ前提情報を入力し直していた。これが地味にストレスだった。

CLAUDE.mdを知ってから、この手間がなくなった。


CLAUDE.mdとは何か

CLAUDE.mdは、プロジェクトのルートディレクトリに置く設定ファイルだ。

Claude Codeはプロジェクトを開いたとき、このファイルを自動で読み込む。ここに書いた内容が、すべての会話の「前提」になる。

つまり、一度書いておけば毎回の説明が不要になる

ChatGPTやブラウザ版のClaudeにも「システムプロンプト」という概念があるが、CLAUDE.mdはプロジェクトのフォルダに置くファイルなので、プロジェクトごとに内容を切り替えられる点が異なる。


何を書くのか

たとえばこんな内容だ。

# プロジェクト概要
Next.js 15 App RouterでフリーランスSE向けのWebアプリを作っている。
GitHub Pagesで静的公開する。

# 技術スタック
- Next.js 15 / TypeScript / Tailwind CSS
- GitHub Pages(静的エクスポート)
- output: 'export' / basePath: '/blog' の設定済み

# コーディング規約
- 日本語でコメントを書く
- 不要なコメントは省略する
- コンポーネントはsrc/components/に置く
- 型は明示する(any禁止)

# 注意事項
- basePath: '/blog' の設定を崩さないこと
- Link コンポーネントには href のみ渡す(legacyBehavior不要)
- 外部リンクには rel="noopener noreferrer" を必ず付ける

これだけで、Claude Codeは毎回このコンテキストを持った状態で動いてくれる。


書くべき項目の一覧

CLAUDE.mdに書いておくと効果的な内容:

プロジェクト概要

  • このプロジェクトが何をするものか
  • 対象ユーザーは誰か
  • ゴールは何か

技術スタック

  • 使用しているフレームワーク・ライブラリのバージョン
  • デプロイ先(GitHub Pages・Vercel等)
  • 特殊な設定(basePath・output mode等)

コーディング規約

  • 言語(TypeScript / JavaScript)
  • コメントの言語(日本語 / 英語)
  • ディレクトリ構成のルール
  • 命名規則

禁止事項・注意事項

  • 壊してほしくない設定
  • 使用禁止のパターン
  • 現場固有の制約

実際に効果を感じた場面

フリーランスSEとして複数のツールを並行して開発しているとき、CLAUDE.mdの効果を強く感じた。

プロジェクトが変わっても、それぞれのCLAUDE.mdに書いた内容をClaude Codeが把握してくれる。「このプロジェクトはbasePath付き」「あのプロジェクトはサーバーサイドOK」と、都度説明しなくていい。

特に業務終わりにちょっと作業するとき、前回の文脈を一から説明しなくていいのは大きい。10分しか作業時間がないとき、最初の5分を説明に使わなくて済む。


チーム開発でも使える

CLAUDE.mdはチーム開発でも有効だ。

コーディング規約・プロジェクトの背景・注意事項をCLAUDE.mdにまとめておくと、チームメンバーが同じ前提でClaude Codeを使えるようになる。「なぜこの書き方をするのか」の文脈をファイルで共有できる。

新しいメンバーが参加したときも、CLAUDE.mdを読めばプロジェクトの概要を把握しやすくなる。ドキュメントとしても機能する。


CLAUDE.mdを自動生成するツールを作った

CLAUDE.mdを手書きするのが面倒だったので、自動生成ツールを作った。

CLAUDE.mdジェネレーター(無料)

4ステップで質問に答えるだけで、プロジェクトに合ったCLAUDE.mdが自動で生成される。生成されたテキストをコピーして、プロジェクトルートに置くだけでいい。

このツール自体もClaude Codeで1日で作った。


フリーランスSEにCLAUDE.mdが刺さる理由

現場が変わるたびに、技術スタックも変わる。

JavaからGoへ、オンプレからAWSへ。案件ごとに前提が違う。

CLAUDE.mdがあれば、現場ごとのコンテキストをファイルに閉じ込めておける。案件Aのプロジェクトを開けば案件Aの前提で動く。案件Bなら案件Bの前提で動く。

「今日はどのプロジェクトだっけ」という切り替えコストが、ぐっと下がった。フリーランスSEのように複数の案件・プロジェクトを切り替える働き方では、特に効果が大きい。


まとめ

CLAUDE.mdはたった一つのファイルだ。でも、Claude Codeの使い勝手が大きく変わる。

  • 毎回の説明が不要になる(プロジェクト前提を自動ロード)
  • プロジェクトごとに前提を切り替えられる(複数案件に強い)
  • チームで使えばコーディング規約の共有にもなる
  • 新メンバーへの引き継ぎドキュメントにもなる

書き方に迷ったら自動生成ツールを使えばいい。まだ設定していないなら、今日作ってみてほしい。

CLAUDE.mdジェネレーター(無料)


Claude Code活用をさらに深めたい方へ

実践Claude Code入門(Amazon)

Claude CodeによるAI駆動開発入門(Amazon)

深掘りはnoteで

実体験・設計書の書き方・上流案件の取り方を有料記事で公開中

noteを見る →