「売れない」は想定外だった
フリーランスSEとして3年。技術はある。文章も書ける。
noteを始めた当初、「専門知識があれば売れるだろう」と思っていた。
甘かった。
- noteを公開 → 1ヶ月で売上0円
- Xを始める → 3ヶ月でフォロワー30人
- Instagram投稿10本 → いいね合計50個
数字を見るたびに「向いていないのかも」という気持ちが来た。
最初の間違いは「記事の質」を改善しようとしたこと
売れない現実に気づいたとき、自分がやったのは「記事を書き直す」ことだった。
タイトルを変えた。見出しを変えた。価格を下げた。また変えた。
結果は変わらなかった。
後でわかった本当の問題は「記事に来る人の数」だった。
見てもらえていない記事は、どれだけ良くても売れない。
解決すべき順番は:
- SNSで認知を作る(存在を知ってもらう)
- フォロワーがnoteに来る(導線を作る)
- 記事を読んでもらう(質で勝負)
- 購入につながる(信頼が必要)
この順番を理解するまでに2ヶ月かかった。
「発信しているのに伸びない」の本当の原因
Xを毎日投稿していたのに伸びなかった時期がある。
量を増やした。ハッシュタグを増やした。投稿時間を変えた。どれも効果がなかった。
原因は「誰に向けて書いているか」が不明瞭だったことだ。
「ITエンジニアの話を書いている」では広すぎる。
「異業種からIT転職した1〜3年目のSEが、現場で使える知識を得るためのアカウント」
これくらい絞ったとき、以下が変わった:
- 投稿内容が決まりやすくなった(ターゲットが困ることを書くだけ)
- フォロワーの質が変わった(「自分のことだ」とフォローしてくれる人が増えた)
- コメントが来るようになった(共感コメント)
やめようと思った夜にやったこと
発信4ヶ月目に、本気でやめようと思った夜があった。
「この時間で副業案件を取りに行った方が早い」と思った。
そのとき決めたのは「やめる前に1ヶ月だけ方法を変える」ことだった。
変えたこと:
- 毎日投稿をやめた(週3〜4本に減らして質を上げた)
- コメント活動を増やした(発信より先に存在を知ってもらう)
- 「自分の失敗談」を増やした(スペック情報より体験談の方が反応が良かった)
1ヶ月後、フォロワーが30から36になった。たった6人。でも「方法を変えたら動く」とわかった。
「やめる前に方法を変える」は諦めじゃない。合理的な継続だ。
「売れない期間」の正しい使い方
副業で稼げない期間は、使い方次第で資産になる。
①発信スタイルの確立
どんな文体・内容が反応されるか。これは「やってみないとわからない」。
自分の場合は「失敗実体験+具体的な数字+読者への問いかけ」が反応がいいとわかった。これを知っているかどうかで、1年後の発信効率が大きく変わる。
②コンテンツ資産の蓄積
note記事・ブログ記事は「作った瞬間から永続する資産」だ。1年後に誰かが検索して読んでくれる可能性がある。
「今売れていない」は「永遠に売れない」ではない。
③失敗談がコンテンツになる
売れない体験・伸びない体験・やめそうになった体験、これら全部が後でコンテンツになる。
実際にこの記事がそうだ。
「稼ぐための発信」より「誰かのための発信」が続く
発信を続けられた一番の理由は、目的が収益だけじゃなかったことだと思っている。
「異業種からIT転職した人が、同じ失敗をしないために書く」という感覚が確かにあった。
フォロワー36人でも、ビューが30でも、「1人でも役に立ったなら続ける価値がある」と思えた。
副業発信を始めるなら、最初の動機は「お金」でいい。でもどこかで「誰のために書くか」を見つけると、続けやすくなる。
副業・SNS発信のリアルはnoteでより詳しく書いています。